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nana向けコード弾き伴奏の作り方(10)

wavファイルを、2つ目のソフト、Audacityで開き、nana形式に整えます。開く際、「警告」ウィンドウが表示されます。wavファイルを直接開くのではなく、コピーする方法が安全ですが、もし壊しても、Musescoreのファイルがあれば再度エクスポートすれば良いだけなので、あまり気にしなくても大丈夫。

 

ここからは、nanaのブログ記事も参考にしてみてください。DTMユーザー必見、WEBサイトから音源アップロードが可能に!〜投稿サウンドの作り方〜nana-music.com/blogs/20170913 アップロードできるファイルの条件は、90秒、wav、16bit、44.1kHz、モノラル、10MBの6つです。

 

まず「トラック(T)」>「ステレオからモノラルへ」(私の使っているバージョンでは、「トラック」>「Mix」>「Mix Stereo down to Mono」となっています)を実行します。2本あったトラックが1本になり、モノラル形式になりました。【画像⑩参照】

 

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画像⑩

次に、必要なら長さをカットします。画面を見ると、ちょうど1:30あたりで終わっているようにも見えますが…。「選択(S)」>「すべて(A)」をクリックして曲全体を選択し、トラック画面の下の時間表示を確認してみましょう。私の環境では、終了が00h01m30.744sとなっています。コンマ744秒超過です。

 

一度すべてを選択してから、開始地点を00h01m30.000s、終了地点を00h01m30.744sにして、上のツールバーにあるハサミのアイコンをクリックして、超過部分を削除します。これできっちり90秒になりました。

 

また、時間表示の左側に「プロジェクトのサンプリング周波数」表示がありますが、ここが44100Hzになっていれば44.1kHzもクリアです。【画像⑪参照】

 

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画像⑪

カットできたらファイルを書き出しましょう。「ファイル(F)」>「書き出し」から「Export as WAV」を選択します。保存場所とファイル名、ファイルの種類を指定するウィンドウが開きます。

 

ファイルの種類のドロップダウンメニューを見ると、wav形式ファイルには「WAV(Microsoft)16bit PCM符号あり」と「WAV(Microsoft)32bit PCM符号あり」の2種類があるので、16bitを選びます。ファイル名は、もしカット前のwavファイルをとっておきたいなら、別の名前をつけましょう。

 

保存ボタンを押すと「メタデータタグを編集」というウィンドウが開きますが、ここでアーティスト名など入力すると、アップロードエラーの原因になるようなので、無視して「OK」をクリックします。これでwavと16bitをクリアしました。

 

Audacityでの作業も終わったのでウィンドウを閉じます。「Save project before closing?」と聞かれますが、「いいえ(N)」を押して閉じます。

 

では書き出したファイルのサイズを見てみましょう。私の環境では7.56MBになっています。今までいくつか作ってきて、10MBを超えたことは一度もないので、モノラルで90秒なら、多分超えることは無いんじゃないかと思います。これですべての条件をクリアしました。

 

filesize

ファイルのプロパティ

 

あとはアップロードするだけです。nanaの記事 nana-music.com/blogs/20170913 を下にスクロールすると「音源のアップロード方法」が載っていますので、それに従って進めてください。

 

説明は以上です。こんな文章を書いたのは初めてなので、果たして私の説明で伴奏を作ることができるのか疑問ではありますが。。。気軽にDTMを楽しむきっかけになればいいなと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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この一連の記事は2018年3月にtwitterに投稿したものです。ソフトウエアのバージョンアップで、この記事とは見た目や操作が異なる部分があります。あとから修正することを考えてブログに持ってきましたが…修正する予定は今のところありませんごめんなさい😅