nana向けコード弾き伴奏の作り方(7)
ではサビに入ります。「笑って~」と「映って~」は繰り返しなのでコピペできますね。「誘い涙の」の部分は、一小節にG,G,A,A7とコードが3種類入るので注意。サビを入力し終えたら26小節になるはずです。
このままでは尻切れトンボなので、1小節追加して、Dのコードを全音符でジャーンと鳴らすことにします。これで28小節。これ以降は不要なので、29小節目以降の小節を選択して、「編集(E)」>「小節(M)」>「選択された小節を消去」で削除します。削除したらセーブしましょう。
これも余裕があればですが、四分音符で四拍鳴らすだけでなく、たとえばサビ前の「ンタタタタタタタタ」を再現してみたりするともっと雰囲気が出ると思います。(具体的に言うと17小節目、四分音符でDを2つ、16分休符1つ、16分音符でD7を7つ。)
これでコード入力は終わりましたが、ここでもうひと手間。今回はイントロが無いので、このままでは歌い出しを合わせられません。「泣かしたこともある」の「泣か」がはみ出した部分の、頭の1小節を使ってカウントを入れることにします。
「編集(E)」>「楽器…I」を選択して、楽器選択ウインドウを開きます。「一般的な楽器」の「>パーカッション」から「ドラムセット」を選んで「追加」し、「OK」を押します。ピアノの五線譜の下に、ドラムセットの五線譜が表示されました。【画像④参照】
では、カウントを入力します。ドラムセットの一小節目の全休符を選択し、音符入力ボタンを押して入力モードにします。四分音符を選びますが、入力するには譜面上ではなく、譜面の下に出てきた25個の音符のどれかをダブルクリックします。
今回は左から7つめ、Gのクローズドハイハットを使います。1小節目の全休符を選択し、四分音符ボタンを押した状態でGを4回ダブルクリックすると、符頭が×になった四分音符が4つ書き込まれます。【画像⑤参照】